漢方治療なら名古屋市東区のからだと心泉やわらかクリニックへ

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総合診療

当院が掲げる総合診療とは?

総合診療科とは患者さんを体の部位(臓器)にとらわれずに、総合的に診る科と主に大病院で開設されました。総合的に診てもらう事、本来それが当たり前であって、患者さん誰もが願う事なのではないでしょうか?
残念なことに今では当たり前ではなくなってしまいました。医療の細分化と、患者さんと医師双方の専門志向の高まりなどがその要因と考えられます。我々医療者が専門や得意分野に忙しく邁進する結果、非専門や不得意領域が医療界に隙間として厳然と存在するようになってきました。(→分野的隙間)

最近ではクリニックと大病院の住み分けも進んでいます。まずは身近なクリニック(かかりつけ医)を受診して、必要に応じて大病院へ紹介してもらうようにと大病院(および厚労省)側は求めており、大病院に直接受診する事は難しくなってきました。紹介状がないと門前払いされたり、選定療養費という余分な費用を請求されたりします。

しかし、簡単な診察→検査なし→薬だけ、というクリニックの対応では患者さんの満足は得られにくく、何でもまず相談できるほどかかりつけることは実は簡単なことではありません。クリニックにもかかりつけられず、大病院に直接受診しても、たいしたことない、うちの科の病気ではないのでなどと切り捨てられるケースが後を絶ちません。(→施設的隙間)

総合診療科の役割も地域・病院によって様々ですが、当院ではこの地域の既存構造に存在するこれらの隙間を埋め、総合的かつ継続的に皆様に寄り添うスタイルの総合診療を提供します。

漢方薬(保険適用あり)について

通常の薬(西洋薬)と異なった個性を持ち、領域によっては西洋薬ではなし得ない効能を発揮します。

漢方薬が優れていると思われる場合
  • かぜのひき始め
  • 多種多様な症状が出現している場合
  • こむら返りの治療
  • 西洋薬では副作用が出やすい方への治療

漢方薬と言えども副作用ゼロというわけではないのですが、副作用を認めづらいのは確かであり、安心しておすすめできる薬です。
漢方は苦いから!粉薬無理なんで・・・という方には粉薬ではなく、錠剤として提案できるものもありますのでお気軽にご相談下さい。

総合病院・救急病院について

大変頼りになる存在です。但し、それは時と場合によります。
疾患がある程度単一臓器に限られ、それがひどい場合などは、そして更には急激に変化している場合は早期受診が望ましいと言えます。
しかし、そのような場合ではなく、例えば症状が多岐に渡り、あまりひどくなく、検査でも異常が乏しい場合は受診してもうまく受け止めてもらえないことが多いです。
「大したことない。緊急性なし。」「うちの科としては問題ない。」「検査結果は正常です。」「あとはかかりつけ医によく相談を。」などと言われて「結局何なのか?どうしたら良いのか?」という答えが得られないこともしばしばです。
ここで出てくる「かかりつけ医」とはまずはなんでも幅広く相談を受け付ける近所のクリニック(診療所)のことですが、患者さんにとって精密検査ができない小規模クリニックへかかりつけることは総合病院の医療者が考えるより難しいことです。
当院としては幅広い対応や丁寧な対話を重視しながら安心してかかりつけてもらえるように努力します。