急に出現して、他の鼻汁や咳、発熱などを伴っていると風邪に伴う一症状と考えることができます。のどの炎症の大変ひどい場合は耳鼻科での治療が必要となる場合もありますが、通常は当院での投薬にて改善が見込めることがほとんどです。
他の症状がなかったり、慢性化するものに関しては口腔内乾燥状態を引き起こす全身疾患の検索や、口腔内の感染症について配慮する必要があります。また患者さんの“のど”と表現する部分は意外と幅広く、甲状腺由来の痛みをのどの痛みと表現されることがありますので注意が必要です。(亜急性甲状腺炎)のどの痛みというか違和感というか詰まりというか…という状態が慢性化することは自律神経失調に伴い起こることもあります。(咽喉頭異常感症・ヒステリー球)