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呼吸器・循環器系

呼吸器・循環器系

2018年4月19日

胸が痛む

胸が痛むと真っ先に心臓の病気が心配となります。不安定狭心症や心筋梗塞・大動脈解離は典型的な救急疾患であり、一刻も早い治療が必要となります。心臓由来の胸の痛みはある程度特徴があります。それは突如として起こる胸を締め付けられるような、なんとも不快な数分以上続く痛みです。冷や汗、吐き気などの随伴症状、糖尿病や高血圧、脂質異常などの合併症があればより疑わしいと考えて速やかなる検査が必要です。幸いそういったニュアンスが乏しい場合には、体の病気としては肺や食道の病気などの可能性も考えます。実は肺の中(肺自体)は痛みを感じることはなく、肺を包む膜(胸膜と言います)の刺激に伴い痛みを感じますが、その痛みは呼吸により変動する特徴を有します。食道の病気としては逆流性食道炎や食道癌なども胸の痛みの原因になります。食事との関係、胸焼けなどの合併、癌の場合は進行性の経過が参考になります。これらの疾患に当てはまらないものは原因不明または肋間神経痛と雑に呼ばれることも少なくありません。不安に伴い胸が痛んだり、胸の痛みから不安が増大したりということもあり、そのような場合は心臓神経症と呼ばれて心療内科の担当領域となります。

動悸

走ったり、緊張すると誰でも心臓が強く打ちます。それも動悸の一種です。 人は心臓の打ち方に変化を来すと動悸として感じます。強く・早くだけでなく、弱く・ゆっくりやリズムが乱れる時も動悸という症状となります。ここで一番一番心配となるのが危険な不整脈などの心臓病です。今までにない感覚の動悸を感じる際は病院受診をお勧めします。そこでは心電図、24時間ホルター心電図、心臓超音波検査、血液検査にて不整脈の有無や心臓の状態、貧血や甲状腺ホルモン異常などを調べます。明らかな異常があればその治療を受けることになりますが、異常なし、もしくは不整脈はあっても危険なものではなく放置可能とされることも多いです。ここでも自律神経失調状態、不安、パニックからの動悸であったり、徐々に動悸に対する不安が高まり、自律神経失調が色濃くなる場合もあります。心身両面からのアプローチが必要な症状と言えます。

息苦しい

純粋に体の不調(心臓や肺のかなりひどい病気や重度の貧血)で急に息苦しいなら一大事です。早急に総合病院の手を借りて検査・治療が必要でしょう。ただ、過換気症候群、パニック障害に伴う苦しさに出会う方が多い印象です。医療者も落ち着いて区別して不安の強い患者さんの不安を解消する方向の対応をしなくてはなりません。